睦月電機株式会社

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出展予定製品

『金属と樹脂をそのままピタッ』
「ALTIM®（アルティム）」は、異種材料である金属と樹脂を、接着剤レス・リベットレスでピタッと接合できる技術です。独自のレーザ技術と加熱圧着によって直接接合します。
耐久性に優れ、防水性、気密性も高く、高精度な性能を求められる部品や製品に適しています。
リベットやネジ・ボルトが不要になるため、部品点数や工数の削減ができ、軽量化やコスト削減、生産工程の改善につながります。接着剤も使用しないため、環境負荷にも貢献できます。
また、同じレーザ技術を用いて防水性を高めた「インサート成形接合」にも応用可能です。

【特徴】
◎金属と樹脂を接着剤レス・リベットレスで直接接合
◎独自のレーザ処理と加熱圧着によって強固に接合
◎銅・アルミ・SUSなど各種金属と熱可塑性樹脂を接合
◎金属表面処理から加熱圧着接合まで一貫して当社で加工

【技術用途】
◎防水・気密が必要な車載、産業機器の接合箇所に
◎接着剤を使用しづらい分析・測定器、医療機器の接合箇所に
◎インサート成形では一体化しづらい中空部品に
◎意匠性を高めたい住宅設備・建材の接合箇所に

【メリット】
◎締結部材不要で部品点数を削減し軽量化
◎防水性・気密性を向上
◎強度・耐久性を向上（樹脂の母材破壊レベル）
◎短納期化・コストダウンが可能
◎接着剤レスでVOCゼロで環境負荷低減に貢献

製品紹介

• 【液体ドーム】アルミとPCで高気密な接合

  

  アルミ板に「ALTIM®（アルティム）」独自のレーザーパターンを照射。このレーザーストラクチャリングにより、接合に最適な特性を生み出します。
  液体を入れたPCの中空部品とアルミ板を合わせ、アルミ側をIH加熱。これにより、PCに熱が伝わります。アルミとPCの接合面を加熱圧着しながらPCの表層が溶け出した瞬間に冷却。
  アルミ板とPCが強固に接合し、気密性の高い封止部品ができあがります。
  「ALTIM®（アルティム）」のレーザーストラクチャリングにより、金属表面にアンカー効果と濡れ性を高める形状を生み出します。また、温度と圧力を計測しながら、加熱圧着を絶妙にコントロール。これにより、接合強度や耐久性、気密性のある接合部品を作り出します。
  
  ▼詳しくはこちらをサイトをチェック！
  https://direct-joining.com/processing/num-2821/

• 【嵌合部品サンプル】アルミとPCで高強度な接合

  

  半球型のアルミ部品のツバに幅3mmのレーザーを照射。アルミ表面に凹凸形状を形成します。
  金属と樹脂の直接接合技術「ALTIM®（アルティム）」のレーザーストラクチャリングは、金属表面の濡れ性を高め、アンカー効果を引き出し、接合に最適な特性を生み出します。
  
  嵌合構造に成形したPC（ポリカーボネート）の半球部品とレーザーを施したアルミ部品をはめ合わせ、治具で固定。アルミ側を加熱しながら加圧し、樹脂との接合面がPCの溶融温度になるまで上昇させます。この熱により、PCの表面のみが溶け出した瞬間に加圧したまま冷却。
  アルミ部品と樹脂部品がピタッとくっつき、高い強度の一体化製品ができあがります。
  
  金属・樹脂部品とも、接合面が平面であれば、嵌合構造にしてこのような中空形や円筒形の部品も接合可能です。
  
  レーザーはもちろん、温度や圧力を数値で管理。
  金属ごと違うレーザーストラクチャリングから、組み合わせる材料によって条件が変わる加熱圧着まで、トータルのノウハウで最適な接合をご提案します。
  
  ▼詳しくはこちらをサイトをチェック！
  https://direct-joining.com/processing/num-3094/

• 【自動車向けバスバー】インサート成形接合で高い防水性

  

  バスバー（銅バー・ブスバー）を、絶縁材である樹脂でインサート成形する場合、それだけで防水性のあるバスバーを作ることは難しい。
  そこで、「ALTIM®（アルティム）」独自のレーザー技術を活用。銅板に適したレーザーパターンを照射し、粗面化したうえで、インサート成形接合を行います。
  精密な射出成型は当社が得意とする技術。成形条件と接合条件が合致する限られた範囲を割り出し、強固な一体化を実現。金型内で、金属表面に溶けた樹脂が密着。樹脂との接合に最適化された金属粗面の凹凸に樹脂が隙間なく入り込みます。
  これにより、高い防水性を担保するバスバーを作り出すことが可能となります。
  
  ▼詳しくはこちらをサイトをチェック！
  https://direct-joining.com/processing/num-2973/

出展企業情報